街に賑わいと新たな風、成長し続ける飲食店街〈新世界乾杯通り〉
誕生秘話 2015年
残暑厳しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
標高の高い富士吉田市。避暑地といわれていますが、日中はまだまだあつい!!
でも夕方になると涼しい風が吹いてきて、やっぱり1杯やりたくなっちゃいますよね。
今回は、そんな時にぴったりの呑ん兵衛スポット、わたくし、じゅんべが管理しております〈新世界乾杯通り〉をご紹介します!
前回ご紹介したレトロな飲食店街『西裏』。
1000年以上も前から織物の街として栄えていた富士吉田市は、機織りの市場がある東側を「東裏」、市場で稼いだお金をじゃんじゃん使う繁華街であった西側を『西裏』と呼び、
そのエリアの中に『新世界通り』と呼ばれた路地があります。
最盛期の昭和30〜40年頃には、長さ50mにも満たないこの路地に、20軒ほどの店舗がひしめき合い、人の肩と肩がぶつかるほど、たくさんの人で溢れていました。
しかし、機織りの衰退とともに西裏で遊ぶ人も減り、大半の店舗が閉まり、2015年の時点では、焼き鳥屋が1軒のみ。
昭和の時代そのままに時間が止まってしまった建物たち。
長い間廃墟の路地となっていました。
そんな『新世界通り』がもう一度生まれ変わって、
みんなが楽しく笑顔で集えるエリアになったら…。
その光景を妄想したら、とってもドキドキワクワクしちゃったんですよねぇ…!!!
そして、2015年6月、『新世界通り復活プロジェクト』がはじまりました。
空き店舗のゴミ出し・大掃除から始まり、建物を利用してのイベント開催など、約3,000人もの方々の協力を経て、2016年2月、もう一度みんなで乾杯しよう!という思いを込め、〈新世界乾杯通り〉として生まれ変わりました。
そして現在、〈新世界乾杯通り〉の仲間は7店舗!
自家製ピザや自家栽培の野菜を使ったメニューはどれをとっても本当に美味しいです。
山梨県産ワイン・日本酒の種類も豊富に取り揃えています。
2020年7月にオープンした「ホルモン・焼肉 ぼん」
新鮮なホルモンでさくっと1杯。おひとりさま焼肉もできます。
アメリカ人オーナー・ドンの店「マサドンキッチン」
地元に住む外国人が集うインターナショナルなバー。自然と英語が身についちゃいます。
その他、焼き鳥、ミュージックバー、ラウンジがあり、ついついはしご酒したくなる魅力的なお店ばかり。(すべての店舗情報は新世界乾杯通りホームページをご覧ください!)
さらにさらに、2020年10月には新店舗オープン予定なのであります!
ゼロから賑わいをつくり出すこと。
理想と現実のギャップ。
もどかしさ、厳しさを体感しながら、
その賑わいが日常の風景になるという嬉しさ体感しています。
まだまだ〈新世界乾杯通り〉は成長中。
模索の日々は続くけれども、そんな新世界のリアルを体感しにきてください。
一緒に乾杯いたしましょう!!
本日も〈新世界乾杯通り〉にてお待ちしております。