旧・製氷工場をリノベーションして始動した
滞在型アーティストサロン・ギャラリー〈FUJIHIMURO〉が、
建築と社会の関係を視覚化する」新しいメディア「architecturephoto」で紹介されました。
東京理科大学坂牛研究室による、山梨・富士吉田市の、短期居住用のスペース「Fujihimuro(Residence)」
滞在スペースでは、ギャラリーを利用するアーティストなどを中心に、
富士吉田市へのお試し移住や暮らしの体験を通して、
関係人口を広げていく取り組みの一環として活用されることを目指しながら、
潜在する建物の魅力を活かした設計がなされました。
〈FUJIHIMURO〉の利用について詳しくは
http://f-rpc.com/fujihimuro/about-fujihimuro/
ちなみに、坂牛卓+O.F.D.Aをはじめ、
東京理科大学の学生が関わるようになったのは、2015年に遡り、
当時東京理科大学の大学院生だった中川宏文さんが、
学生チームや富士吉田の工務店と連携を図る立場として、プロジェクトを進行させたことに端を発します。
のちに、地域おこし協力隊として、富士吉田市での建築活動を展開した中川さんは、
〈ふじよしだ定住促進センター〉の事務所および保育施設が利用する複合施設として、
旧製氷工場の一部を設計するほか、
〈新世界乾杯通り〉のリノベーションや、コワーキングスペース〈anyplace.work〉の設計などにも携わりました。
こうした軌跡は、「architecturephoto」の
東京理科大学坂牛研究室による、山梨県富士吉田市の、製氷工場を事務所・保育所等にコンヴァージョンした「旧富士製氷工場」
にも紹介されていますので、ぜひご覧ください。