FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

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坂本 美紗希

2020.08.06

ハタオリマチのダイアリー05 公開制作@富士吉田市立図書館

8/6(木)〜9(日)の4日間で、〈富士吉田市立図書館〉で公開制作を行いました!

昨年から、図書館内に産地の生地を使用したファブリックパネルやタペストリーを展示させて頂いていて、今年は年間を通して季節に合わせた企画をさせて頂くことになり、その夏バージョンとして、

館内により涼やかな気持ちになれる空間をつくろうと

『富士山の水』をテーマにカーテンを制作することになりました。

公開制作とした理由は、

私自身が市民の人と接する機会を増やしたかったこと、

産地の生地をろうけつ染めという技法で新たな表情に変化させ、できあがっていく様子を見ていただきたかったからです。

期間中は図書館スタッフの方と一緒に制作しました。

みなさん最初は描くことに緊張されていましたが、最後の方になると「まだやりたい!」と

夢中になってロウを置いたり、刷毛で染めていく工程を楽しんでいました。

見にきてくれた子どもたちにも、刷毛で染める体験をしてもらいました。

みんな小さな手を大きく動かして、画面いっぱいに思い思いの青をつくってくれました。

期間中に見にきて下さった方々の中には、ろうけつ染めをご存知の方、実際に今も作品を作っている方、機屋さんで興味があって足を運んで下さった方など、図書館を目的とする以外の方も来てくださり、とても嬉しかったです。

展示された生地を眺め、「涼やかだね〜」「透明感があって、綺麗」と声をいただく度に、今回の目的のひとつだった「館内に涼やかな空間をつくる」が達成できた気がして、より完成までが楽しみになりました。

カーテンは9/1〜9/30まで図書館2階の閲覧スペースにて展示されます。

図書館にお越しの際は、ぜひご覧頂ければと思います。

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坂本 美紗希

富士吉田市繊維産業活性化地域おこし協力隊 / テキスタイルアーティスト

武蔵野美術大学・工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻を卒業後、同大学の助手として勤務しながら、ろうけつ染めなどの染色技法を用いたアート作品で、ホテルや病院などのインテリアのスタイリングに携わる。
2020年8月に地域おこし協力隊として富士吉田市に移住。産地の生地をアート作品やインテリアとして落とし込み、図書館や市役所などの空間を色彩表現で刷新し、生地の魅力を発信する活動を行っている。2021年に富士吉田市をはなれ都心で活動をスタート。

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