気がつけば、2020年もあと1ヶ月と少し。
私は、AppleMusicを使用していまして
【リプレイ:2020】というプレイリストが
自動で作成されまして(笑)。
毎日これを聞きながら
「これこれ!春によく聞いたわ〜〜!」と
毎日2020を振り返っております。
さて、今回の記事では、私が今年度、
特に力を入れて取り組んできたプロジェクトに
ついてご紹介します。
![](https://you-fujiyoshida.jp/cms/wp-content/uploads/2020/11/image5.png)
『中学生時代、ふるさとについて考えることはありましたか?』
私は「自分がこれからどこで働いて、
暮らして行こうかな…」と、考えたこともありませんでした。
それよりも部活動や友人関係ばかりに熱中して、
日々を過ごしていたように感じます。
ところが、高校生活も後半になると、
進路や将来のことを考えはじめます。
しかしこの時にはじめて実感するのは…
自分の学力を基準に進んだ高校で、
進路や将来が決まりかけている、ということでした。
すると、今こうして大人になってみると、
高校生になる前、高校受験にのぞむ前、
つまり中学生の頃から、
自分の将来やふるさとについて、
一度考えてみるきっかけが大切だと
思うようになりました。
そんな思いから、11月30日に
『ふるさと発見ワークショップ』という授業を、
富士吉田市にある4つの中学校で開催しました。
![](https://you-fujiyoshida.jp/cms/wp-content/uploads/2020/11/image3-1500x1000.jpg)
富士吉田市に暮らす15名の若者
(Uターン・Iターン・ずっと地元暮らしも含む)から、
中学生に向けて「これまでの自分の働き方や生き方、
仕事への思い、富士吉田の魅力」などを
話していただきました。
この取り組みは、
富士吉田市役所の商工振興課
教育委員会(教育研修所)
地域振興移住定住課の3課が連携しておこない、
実施しました。
![](https://you-fujiyoshida.jp/cms/wp-content/uploads/2020/11/image7.jpg)
中学生にとって、一番輝いてみえる20代〜30代の若者。
そんな若者から直接、
「自分のふるさとの魅力、働く姿勢」を聞くと、
自分の人生もなにかできそうと
前向きになる生徒が多くいたように感じます。
実際に、前のめりになって耳を傾ける生徒たちが
多くいたことが印象的でした。
また、「将来地元に暮らしたいですか?」と
生徒に質問したところ、
実施前は暮らしたい人が36.2%だったのに対し、
実施後49.8%の生徒が
富士吉田市に暮らしたいと考えるようになりました。
▶︎新聞掲載記事:11月4日 『山梨日々新聞』
〈かえる舎〉「山梨日日新聞に掲載されましたー!」
今回この話を聞いた生徒たちが、
いつの日かこの富士吉田市で、今度は講師をする。
そんな日が来るのを夢見て、
これからもこのような取り組みを続けていきたいです。