FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

教育

渡辺 紀子

2020.12.28

日々、富士吉田の高校生と。 12「年末」

2020年も残すところあと少しとなりました。
この時期になると、〈Alexandros〉の年末ソングをリピートして大掃除をするのが私の年末です。

さて、今回の記事は、年末をテーマに2020年のまとめを書きます。

文字だと長くなるので、今年撮った写真の中から、好きな写真を3枚選びました。その写真とエピソードを紹介しながら、振り返っていきます。

まず1枚目。
マイプロジェクトという高校生対象の活動発表会に、みんなで取り組みました。

地元のお米とお水を使って作った甘酒プロジェクトを紹介するために、小道具であるロトの剣(ドラクエウォークというゲームの武器)まで、本気になって作り込んだのも良い思い出です。

そして、なによりの思い出は、写真真ん中の男の子が発表した「つまらない者ですが…」(静か目であまり目立たない自分の役割と仲間の大切さを発表した内容)という発表が、全国大会出場の切符を手にして、みんなで喜んだことです。

高校時代に、だれかと一緒になって取り組んで、考えて、作ってみたり、発表してみたりするその過程や日常が、本当に楽しいんだなと私自身もたくさん感じた瞬間でした。

この高校生たちは無事に3月卒業して、現在は卒業生としてたまに遊びにきてくれる大切な仲間です。

2枚目。

今年は新型コロナウイルスによって、3〜7月あたりまで、生徒たちと直接会って、何か活動することができませんでした。

その分、〈かえる舎〉の舎長であるかずまさんは、近くのスーパーで野菜の苗を購入し、一生懸命愛情を注いでおりました。

このコロナ期間中におこなった
まちの先生がSTAYHOMEを楽しくする方法をSNSで伝授する『INDOORプロジェクト』。

https://www.instagram.com/indoor.yamanashi/

いつもお世話になっている方から、初めましての方、地元の同級生まで、いろんな人と一緒に作った記事。STAYHOMEといいつつ、やっぱりリアルな現場が楽しいと取材しながら日々感じていました(笑)。

3枚目、夏ごろから、高校生たちとまた活動ができるようになりました。
〈you FUJIYOSHIDA〉の連載でも以前に紹介させていただいた『タウンスニーカーのプロジェクト』。

久しぶりにみんなと活動ができて、印象に残っているひとつ。

3日間という短い期間の中で、アイデア発表までもっていく生徒たちの熱量に感動しました。あと個人的には、マスクをつけたまま生徒の表情を撮影する難しさを、すごく実感しました。

ーーー

まだまだ、書き足りないですが、
1年間振り返って思うことは「このまちで働いてきてよかった」ということです。

素敵なまちのみなさん、最高な高校生たち、そして、毎日刺激的で楽しい会社。

ほんと、私の地元、最高なんです。

これからも、
まちの人たちと楽しく、愉快で熱い日々を過ごせるように、

2021年も精一杯頑張りたいと思います。
今年もたくさんお世話になりました。

良い年をお迎えください。

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渡辺 紀子

特定非営利活動法人〈かえる舎〉スタッフ

山梨県南都留郡生まれ。東北芸術工科大学デザイン工学部卒業。卒業研究として、若者が地元を好きになるプログラムを実践的に研究し、2019年春に地元である富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。小中高のキャリア教育や高校卒業後の自分らしい進路をみつけるプロジェクトを企画・運営。2020年に協力隊の任期満了とともに事業マネジメントで携わってきた〈かえる舎〉のスタッフとして参画。富士吉田市が大好き。

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