FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

教育

渡辺 紀子

2022.02.15

日々、富士吉田の高校生と。28「遠くで頑張る同級生Part2」

私は、回転寿司に行くと必ず食べるものがあります。

それは、「魚卵(とびっこ・いくら)」です。あのプチプチ感がたまらなく、お腹が空いている時は、3皿(6コ)食べることもあります。

昔から、魚卵が大好きで、小さい頃から「この子は将来、痛風になる可能性が高いねえ」と親戚のおじさんたちに噂されていたらしいです…(汗)。

さて、今日は、私の冬休みについてご紹介します。

コロナウイルスが落ち着いていた冬に、ひとりで研修に行ってきました。

場所は、北海道 釧路市。

実はずっと行きたかった場所なのです。理由はひとつ。

「紀子と似てる同級生が北海道にいるから、会いに行ったほうがいいよ」

という舎長(かずまさん)の声でした。

「私と似ている同級生?どんな部分が似てるんだ…?どんなことをしているんだ?」

と気になり、ずっと会いたいと思っていました。

そして、ついに、行きました。北海道!

4年ぶりとなる飛行機にワクワクし、到着と同時にドキドキが止まりませんでした。

飛行機から見える富士山は小さかった…。

ついに出会った、かしこちゃん。

かしこちゃんのこと

・北海道釧路市出身
・私と同い年
・地元の釧路・道東をPRする仕事をしている
・メディア ドット道東 https://dotdoto.com クスろ https://kusuro.com
どちらのメディアも、とても面白いのと、楽しさが溢れ出ていてとても好き
・かわいい、おしゃれ
・アイドル好き
・しっかりものの妹がいる

同い年ということがわかっていたのに、初めて会った時は、アイドルと握手会で出会ったような気持ちで、とても緊張しました。

(最終日まで、お互いに敬語と、さん・ちゃん呼びが続いたのは尊敬を込めて…笑)

釧路に着いてからは、

『ドット道東』の活動や『クスろ』メンバーとのご飯、釧路市内案内をしてもらいました。

(隠れミッキー的な、隠れタンチョウを探すのがとても楽しい)

釧路市の人口16万人で、富士吉田の約3倍…!

釧路の端から端に行くには、2時間半運転しなければ到着しないなど。

人口規模・産業の充実・土地の大きさに感動の連続でした。

特に、『クスろ』の活動は、今まで以上に興味が沸きました。

※『クスろ』とは
「くしろにもっとユーモアを!」のコンセプトのもと、釧路を盛り上げる活動をたくさん行なっている。私のお気に入りは、釧路ご当地を意識したキーホルダーがとてもかわいい。

※写真 クスろホームページより

HP上でも楽しそうでしたが、インスタライブなどでの活動や打ち合わせも、「釧路をどう楽しむか」の心をみんなが持っていて、終始笑いが耐えないのが印象的でした。

なおかつ、「釧路のこれってちょっと変だよね」を探すメンバーの姿が、とても面白かったです。私も変な富士吉田を探していこう。

『クスろ』は現在、釧路ロングヒットフードをめちゃめちゃ可愛く取り上げています。

地元で長く、愛されているお店をかしこが食べつつ魅力を伝える。

激かわ〜おかわ〜すてき〜!

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そして、

釧路案内には、かしこだけでなく、かしこのファミリーも一緒に同行していただきました!

(かしこママ・かしこ妹せんか、ありがとうございました!)

釧路名物「フレンチドック(アメリカンドッグの周りに砂糖がまぶしてあるもの)」が食べたいとわがままを言ったところ、どこのスーパにも売っておらず…(普段はお祭りなどの屋台で出るとのこと)!

セブンで買って、つくってくれたときには、感動しかありませんでした。

初めは、砂糖の量にドキドキしましたが、意外と美味しかったです(笑)。

アイヌコタンにもいけて、大満足(休業していたので、次回こそは、中を見たい)!

実は、研修で釧路に来るまで、自分の働き方・地元との向き合い方にずっとモヤモヤしていたのです。

地元に帰ってきて早5年。大学時代よりも長く関わってきたこの日々は、あっという間でした。特に令和3年度は、仕事に夢中でいろんなことを忘れていた気がします。

「私はここにいていいのかな」「もっと地元でできることがあるのかも」「私は先輩たちの凄さにまだまだ追いつけてもいないし、背中も見えない。」と、忙しさの中で、モヤモヤ考えることがたくさんありました。

そんな自信のない日々に、遠くで頑張る同級生の影響力はすごかったです。

いろいろ話してみて、同じ悩みを共有して、地域の難しさを感じて、今の仕事が楽しく、可能性を感じられるようになりました。

※かしこも、私と同じでよく悩むタイプらしく「このままでいいのかな」といつも考えているらしいです(笑)。なんか、安心しました。

そして、地域で楽しんで、地域に無我夢中で取り組んでいるかしこの姿は、やっぱりかっこよかったな〜!

ローカルという言葉が、いろんな雑誌でも取り上げられ、少しずつ世の中にも浸透してきた現代。

地元のイケてる先輩の下で、ローカルを仕事にすることをちょっと窮屈に感じる時もあるかもしれないし、なんとなくいいことやっている雰囲気になっているだけかもしれない。

でも、大事なのは、無我夢中でやってみて、当たって砕けろ!の気持ち。

そして、どんな時も自分が楽しもうとする気持ち(メンヘラにならない心)の姿勢なんだなと思いました。

(北海道で出会って、元気をたくさんいただいたみなさん〜!大好き!)

心も体も満たされた研修となりました。

ごちそうさまでした!北海道!

P.S.
釧路駅の中にある、おにぎりばんばんが最高でした。

いつか富士吉田でおにぎりやさんをやりたいです。

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渡辺 紀子

特定非営利活動法人〈かえる舎〉スタッフ

山梨県南都留郡生まれ。東北芸術工科大学デザイン工学部卒業。卒業研究として、若者が地元を好きになるプログラムを実践的に研究し、2019年春に地元である富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。小中高のキャリア教育や高校卒業後の自分らしい進路をみつけるプロジェクトを企画・運営。2020年に協力隊の任期満了とともに事業マネジメントで携わってきた〈かえる舎〉のスタッフとして参画。富士吉田市が大好き。

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