ART

渡辺 紀子

2021.11.11

日々、富士吉田の高校生と。25「折り紙水族館」

私は冬の好きな時間があります。それは夕方16時〜17時の1時間。

富士山はもちろん、富士山の周りを囲む山々も、とてもきれいでいつもカメラを向けてしまいます。

今回は富士山駅の近くで撮影しました。写真だと伝えきれないかもしれませんが、夕空のグラデーションに心を洗ってもらったようなきもちでした。

さて、今回も高校生と取り組んでいる活動をご紹介します。

以前の記事(https://you-fujiyoshida.jp/diary/youth/3513)でもご紹介した『折り紙水族館』のお披露目会についてのレポートです。

高校生との授業内にて、〈子育て支援センター〉の新しい活用方法を考えていくなかで、生徒が出したアイデアが「折り紙でつくった魚で壁面を水族館のようにする」でした。

11月11日の「折り紙の日」。

(折り紙の日の由来:この日が「世界平和記念日」であることと、「1」を4つ組み合わせると折り紙の形・正方形になることからなんだとか)

この日に、いよいよ『折り紙水族館』をお披露目しました!

実際にこのアイデアを実現していくにあたり、たくさんの方にご協力いただきました。

保育園の先生や学童のみんなには、たくさん折り紙を折ってもらったり、折り紙を貼るための大量のひっつき虫(接着剤)を購入してもらったり、大きいジンベイザメが落ちないように施設のスタッフのみなさんに補強してもらったり、高校生にもたくさん折ってもらったり。こうしてみなさんの力が集まって、完成しました。

展示準備の過程では、子どもたちが「かわいい〜」「すごいよ、おかあさん! 上の階もすごいよ」と走り回っていました。

それが企画した高校生たちにとって一番の応援となり、みんなのやる気もUP!UP!

学校のなかで授業や活動をすることも、もちろん大切ですが、街に出て企画して、喜びの声をそばで聞けるのは、やっぱりいいですね。

●参加した生徒たちの感想
「自分たちが考えたアイデアが実現できてとてもうれしい」
「完成した空間は、本物の水族館をイメージできて、想像以上で感動しました」

●子育て支援センターのみなさん
「生徒たちの心温まるアイデアで、空間がにぎやかになり、子どもたちもとても楽しんでいます」

子どもたちはもちろん、サポートしてくださった〈子育て支援センター〉の皆さんから喜びの声をたくさんいただき、生徒たちも「やってよかった」とうれしそうに話していました。

みんなが幸せな気持ちになれる、素敵な活動でした。

この活動を通じて、生徒たちは〈子育て支援センター〉という施設をはじめて知ったとのこと。

いつか、子どもが生まれて、自分たちが利用者となったときには、この活動を思い出してくれたらうれしいです。

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渡辺 紀子

特定非営利活動法人〈かえる舎〉
富士北稜高校 非常勤講師

山梨県南都留郡生まれ。東北芸術工科大学デザイン工学部卒業。卒業研究として、若者が地元を好きになるプログラムを実践的に研究し、2019年春に地元である富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。小中高のキャリア教育や高校卒業後の自分らしい進路をみつけるプロジェクトを企画・運営している。2020年に協力隊の任期満了とともに事業マネジメントで携わってきた〈かえる舎〉の社員として参画。富士吉田市が大好き。

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