FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

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片岡 美央

2020.09.08

デザインやバンドの雑談06 「絶品富士吉田めし」という文化

東京からくる友だちの案内にいつも頭を悩ますのが、ごはん。

それはお店がないんじゃなくて、おいしいお店がありすぎて選べない。

できるなら全部に案内したいくらい。究極の悩み。

富士吉田市に住んでから、あちこちのごはん屋さんに連れて行ってもらったりしたのだけれど、

この街にはほんとうに、おいしいごはんが溢れている。

うどんはもちろん、街中華やお蕎麦屋さん、定食屋さん、居酒屋さん、洋食屋さん、喫茶店。

もう何から話したら良いのか…。

でもひとまず、

立ち寄るのが月江寺の商店街にある洋食屋さん〈M-2〉。

ピンクヘアのキュートなおばちゃんが作るごはんは、ドリアもオムライスもドライカレーも全部おいしい。

ほかにも、富士吉田には笑っちゃうほど最高な喫茶店が何軒もあって、喫茶店巡りもかなりオススメ!

3月に〈FUJIHIMURO〉行った『GOOD OLD MARKET』のPOPUP SHOPでは、

東京でデザイナーをしている友だちとコラボレーションして、喫茶店をテーマにした洋服を製作してもらい、

その服を地元のかわいい高校生に着てもらい、喫茶店を3件ハシゴしてパフェを食べながら撮影会をしたりした。

イベント期間中、その服と写真をまとめたZINEを販売すると、

その帰りに喫茶店に寄ってパフェを食べたという人が何人もいて楽しかった。

またやりたいなあ。

大げさだけど、「街の味は街の人が残してきた文化だ」と、いつも思う。

知らない時間が積み重なった店内を眺めていると、

このお店を訪れた人、みんなに感謝したくなったりする。

私が富士吉田市に住んでからもなくなってしまったお店が数件ある。

この味が、ずっとずっと続いて、たくさんの人に届き続けてほしい。

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片岡 美央

富士吉田市地域おこし協力隊 / 〈IIYU TEXTILE〉デザイナー
FUJIYOSHIDA PR WORKS〈GOOD OLD MARKET〉代表

東京造形大学・大学院でテキスタイルデザインを専攻し、主にプリントテキスタイルの製作活動を行う。その傍ら、音楽ユニットやケータリングユニットなど幅広いジャンルの活動を行う。大学院在学中に参加した「富士山テキスタイルプロジェクト」がきっかけで富士吉田市に訪れ、卒業とともに2019年春から地域おこし協力隊として移住。デザイン・音楽・アートの経験を生かした様々な創作活動を通して、地域の魅力発信を行なっている。

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