you FUJIYOSHIDA 編集室

2021.11.20

氷室友里のテキスタイル展『Park in Fujiyoshida』の展示案内

10月1日よりスタートした「氷室友里のテキスタイル展 『Park in Fujiyoshida』」。 FUJIHIMUROの5つの部屋を大きな公園に見立て、それぞれの部屋ごとに“みずうみの広場”、“おばけの里”、“花の庭”、 “つくるセンター”、“SNIP SNAPの森”とタイトルがつけられています。ベンチに座って作品を眺めたり、身体を使って遊んだり、子どもから大人まで楽しめる充実した内容となっています。氷室友里さんから作品解説をいただきました。

https://vimeo.com/644351994

本展のために制作された新作「MIZUUMI」は、麻糸に湖の中の生き物がプリントされ、所々に織られている部分と糸のままの状態を残した部分によって構成されています。まるで紗のように軽やかな生地は光をよく通し、テキスタイルが何層も重なって見えることで、湖の奥行きを感じさせます。

「MIZUUMI」は富士吉田が拠点の織物工場「舟久保織物」に協力いただき、ほぐし織という技術を応用して制作しています。 ほぐし織とは、一度粗く織った生地にハンドプリントを施し、一旦その生地のヨコ糸をほどいて、プリントされたタテ糸だけの状態に戻して織り直す、 通常の2倍ほどの手間がかかる織り方です。一度ほぐしてから織り直すことでタテ糸の模様が少しずつずれて、輪郭がぼやけ、柔らかな印象になるのが特徴です。本来のほぐし織は糸にプリントした後に完全に織り直して一枚の布 を仕上げますが、今回は大部分を糸のままに残して仕上げてもらいました。一点で吊った50本近い生地は人が歩くと風の力でくるくると回転します。刻々と変化するテキスタイルの湖の表情をぜひお楽しみください。

また、“おばけの里”と“つくるセンター”は、体験型の展示空間になっています。おばけの里は、富士山のふもとの景色を表現したパネルを背景に、目玉が2つ描かれた何の変哲もない四角い布を投げると、くっついてさまざまな形のおばけが現れます。“投げる”ことでドレープやシワ、たるみなどが生まれ、偶然現れる布ならではのディティールにおもしろみや美しさを発見していただけます。つくるセンターは、廃材を材料につくって遊べるワークショップの空間です。このワークショップで使用するカラフルな丸いつぶつぶは、織物をつくるための道具“紋紙”をつくる時に出る廃材です。花型のカードに糊で絵を描き、つぶつぶをまぶすことで砂絵のような表現ができます。テクスチャーや色を楽しみながら廃材にふれる機会になります。

会場には、YURI HIMUROの冬のブランケットとして人気の「BLOOM collection」を本展のために大きく展示した空間“花の庭”や、表面の糸をハサミでカットすると下から違う生地や柄が現れる「SNIP SNAP」を展示した空間“SNIP SNAP の森”、ブランケットやクッションカバーなど商品をお手にとっていただける“YURI HIMURO SHOP”も。会期は今月末28日までとなります。残り2週間、この機会をぜひお見逃しなく。

“氷室友里のテキスタイル展「Park in Fujiyoshida」”
開催日:2021年10月1日(金)〜2021年11月28日(日)
時間:11:00~17:00
定休日:火・水・木 
(※ 祝日である 11/3文化の日 11/23 勤労感謝の日は営業)

場所:FUJIHIMURO(〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1-1-5)
 TEL:0555-73-9438
主催:氷室友里のテキスタイル展実行委員会 
企画:株式会社HIMURO DESIGN STUDIO
協力:一般財団法人 ふじよしだ定住促進センター / 株式会社装いの庭 
グラフィック:minna
※新型コロナウイルスの感染状況によりイベント内容を変更または中止とすることがあります。

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