FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

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渡辺 紀子

2023.06.15

日々、富士吉田の高校生と。46「初回授業」

2023年度もついに始まりました。

桜の季節も終わり、初夏の風が吹いて気持ちのいい季節です。

「富士桜」(富士山周辺に咲くことから呼ばれる、比較的小柄な一輪咲きの桜)も5月上旬には散り、美しい新緑が美しい季節です。



しかし…

5月の富士吉田の寒暖差は体が追いつきません。

昼間は半袖・長袖一枚でもちょうどいいのに、夜になるとこたつに入ってぬくぬくしている、そんな不思議な季節なのです。

(みんな体調崩す季節でもあるので、健康第一で頑張りましょう!)

(恐ろしい20度の寒暖差… 2023年5月16日のYahoo天気アプリより)


さて、新年度に入り、高校生のみんなは、

入学式・新学年・新学期・クラス替え・担任発表・部結成・応援練習・模試・身体測定・総体(総合体育大会)・第一回テストなどなど…。

4月と5月の学校内は、大忙しです。

そんな大忙しの中ですが、この時期は毎年オリエンテーション(初回授業)の時期でもあります。

そしてなんと、かえる舎と1年間一緒に活動してきた「かえる組」の先輩たちが、後輩に向けてオリエンテーションの授業を担当する新しい展開も生まれました。

「地域を探究することの楽しさを伝える!」を目標に、それぞれの学校で1〜2年生に向けて発表しました。

(およそ200人前後の後輩の前で発表する先輩)


(発表時間は、10分〜45分。学校の先生方と相談しながら生徒も発表原稿を作成!)


(発表してくれたみんなは〈超かえる組〉という精鋭メンバー!!)


身近な先輩がかっこよく話す姿って、「なんかかっこいい…」でしたよね。

高校時代の私は、先輩がかっこよく話す姿によく憧れていました。

きっとそれは、言葉だけでなく、オーラや雰囲気も含めて感じることだと思います。

当日、発表してくれた生徒たちは、まさにみんな「なんか楽しそう」なオーラ全開で、「地域って楽しいよ」「探究っておもしろいよ」を全力で伝えてくれました。

これからの授業がより楽しみになったオリエンテーションでした!

(自分たちの活動を振り返り、成果や課題・これからの活動をまとめるのは、大変そうでもありましたが、みんなでわいわい作業している姿を見たら、こっちまで楽しくなっちゃいました)


改めまして、みなさま

今年度もよろしくお願いします🐸

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渡辺 紀子

特定非営利活動法人〈かえる舎〉スタッフ

山梨県南都留郡生まれ。東北芸術工科大学デザイン工学部卒業。卒業研究として、若者が地元を好きになるプログラムを実践的に研究し、2019年春に地元である富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。小中高のキャリア教育や高校卒業後の自分らしい進路をみつけるプロジェクトを企画・運営。2020年に協力隊の任期満了とともに事業マネジメントで携わってきた〈かえる舎〉のスタッフとして参画。富士吉田市が大好き。

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