赤松 智志

2020.08.19

赤松智志の「毎日ふじよしだ通信」10

2020年8月19日(水)
快晴

テキスタイルデザイナー YUMI YOSHIMOTOとご子息K社長。
富士吉田市のお隣・西桂町に、写真家の旦那さんと家族3人暮らし。

富士吉田市には『ハタジョ』と呼ばれる織物会社に務める若手女子たちがいる。

その多くが、織物産地と10年以上連携事業を組んでいる東京造形大学テキスタイル学科の卒業生たち。『ハタジョ』はそれぞれの織物会社のなかで、デザイナーや織り手として活躍している。

YUMI YOSHIMOTOは、同じく東京造形大学テキスタイル学科卒であり、ハタジョとも呼べるかもしれませんが、自分のブランドを持っている。

そんな彼女とご子息K社長から、赤松家に出産祝いをもらった。
彼女がデザインした生地の巾着と子ども用のサングラス。

最高にかわいい。

彼女のように、子育てをしながら、織物産業のひとつの支点として、自身の感性をテキスタイルで表現する。そんな暮らしと表現が生活のなかに当たり前にあるから、創作するデザインにも、彼女らしさがどことなく漂う。

働き方、生き方をテーマにいろんなことが語られている今、
思えば、富士吉田市の織物の歴史を調べると、女性が大いに活躍していたと知る。

織物をつくり続けていた女性たち。今も活躍するおばあちゃん。

そんな美しいものづくりの姿が、この街にはあるんだと思う。

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赤松 智志

合同会社OULO代表 / かえる舎副代 / ふじよしだ定住促進センター理事

千葉県柏市出身。学生プロジェクトや地域おこし協力隊を経て、富士吉田市に根を張る。HOSTEL SARUYAの共同創業や、NPO法人かえる舎の共同設立を経験し、2021年までは3年間ふじよしだ定住促進センターのスタッフとしても従事。2022年4月に合同会社OULOとして独立し、地域の相談ごとを形にしていく日々を送る。

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