金木犀の香りがする時季になると、
生徒たちが慌て出します。
それは「受験」や「就職活動」が始まるからです。
試験日が近くなると、学校での授業も耳に残らない。
何かを頼まれても、覚えてられない!
と生徒たちはよくいいます。
人生の大事な節目に全力の生徒たちをみていると、
自分も頑張ろうと喝をもらいます。
さて、今月は、
現在の〈かえる組〉の活動をご紹介していこうと思います。
〈かえる組〉とは、
富士吉田市にある高校に通っている生徒たちが有志で集まり、
地域活動をわいわいおこなっている、
あらゆる学校のメンバーが集う部活のような活動です。
この夏からは「市内を走る循環バスのタウンスニーカー」を題材に、
日々活動してきました。
タウンスニーカーを利用するのは、
高齢者や学生などが多く、
だれでも100円で市内のスーパーや病院に行けることが
魅力のひとつでもあります。
そんなタウンスニーカーを
「より多くの人が利用してもらうためには」というテーマで
生徒たちと3日間、活動してきました。
タウンスニーカーやまちの公共交通について生徒が調べて、
実際に乗って、体感して、話を聞いて、
「こうなったらいいんじゃないか」というアイデアを
たくさん出して、まとめて、提案してみる、というプロジェクトです。
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詳しくは、こちらに生徒たちが書いた記事があるので、ご覧ください!
山梨日日新聞、読売新聞にも取り上げていただきました!
山梨日日新聞に掲載されました!こちら
読売新聞に掲載されました!こちら
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この活動でも、前回の連載記事でも少しご紹介させていただいた、
以下のステップを大事にしながら取り組んできました。
〈かえる舎〉では、このステップをより楽しく、
気づきがたくさんあるものにしてもらうために、
ワークシートを毎回作成しています。
その中の一部をお伝えしていきます。
今回は、3日間という集中した期間での活動のため、
表紙や3日間の流れを作っています!
初日には、
実際にバス乗車体験を行ったので、
その際に気づきを描けるようなシート。
2日目には、
全国の公共バスの事例をみんなで集めるためのリサーチシート。
2日目の終わりから最後にかけては、
自分たちが考えたアイデアをまとめるシート。
そして、ワークシートだけではなく、
こぼれ話として、調べ方・伝え方のヒントや
用語の説明するシートも途中にふくまれています。
でもやっぱりワークシートを書くよりも、
友達と話をしたり、実際に乗ってみたり、働いてくれている人に話を聞いたり、その時間が一番楽しくて、学びが詰まっていると思います。
ワークシートは、気づきを忘れないため、
頭を整理するために大事なツール。
ワークシートにもいろんなこだわりを入れて、
今日も授業のワークシートたくさん作ります!
P.S.
みんないつもワークシートにたくさん書いて、使ってくれてありがとう!!!