私が働く〈かえる舎〉の舎長、かずまさん。
かずまさんは、栃木県鹿沼市出身です。
10年前に富士吉田に移住し、今はかえる舎の代表として、高校生と一緒に地域を盛り上げる活動をしています。
私もかずまさんと出会って5年。日々たくさんのことを学ばせてもらっています。
かずまさんがいなかったら地元がこんなに楽しく、おもしろそうな場所とは知りませんでした。すごい社長です。
かえる舎は、いつも富士吉田の高校生と一緒に活動をしています。
2019年ごろからは、〈社長の地元〉栃木県の高校生との活動が始まりました。
社長の地元では
・高校生との地域探究の授業
・有志の高校生が地元の魅力をPRするための商品開発
・有志の高校生が主体となって、イベント企画・運営
などの高校生を対象にした取り組みを社長が行っています。
私も、2022年9月に行われた高校生が考えたイベント「やんぐ祭」に参加させていただきました。
(地域のハロウィンイベントと同時開催で、会場内はすごい盛り上がり!)
地元の美味しいお土産を販売したり(高校生ならではのおすすめポイントが掲載!)
鹿沼市でしか行われていない遊びを企画したり(ルール説明聞いても全然わからない!)
栃木県全体で取り組んでいる高校生の活動を紹介するコーナーを作ったり(どの学校も独自の取り組みだらけ!)
高校生が街を案内したり、かえるのカチューシャをかぶった生徒たちが生き生きと、楽しそうに活動するのが印象的でした。
(鹿沼市出身の人なら誰でもしっているらしい三本線という遊び。ローカルゲーム素敵!)
(これまでの高校生の活動をまとめた掲示板、高校生の活動に対する想いを感じました)
(高校生が開発した〈クリームブリュレドーナッツ〉地元の養蜂家さんと連携して生まれた商品。めっちゃ甘くて、めっちゃ美味しい!!運転して帰ってきた体に沁みました…)
また高校生だけではなく、大学生の活動も行っています。
以前も紹介した〈梨バック〉の兄弟プロジェクトとして、鹿沼出身のUターン者を大学生が取材・発信する「カヌバック」も生まれました。
https://www.instagram.com/kanu_back/
いつもは、高校生と一緒に活動する当事者だったので、気づいていなかったのですが…若い世代が活躍すると、こんなにも地域は明るく、楽しそうに見えるんだなと客観的に感じました。
富士吉田もかえる組の高校生たちが生き生きと活動することで、地域が明るくなっているのかなと感じた瞬間でした。
正直、社長の二拠点(片道2時間30分かかる場所の行き来)活動は、とても大変そうでした。
「どうして富士吉田の毎日も忙しいのに、鹿沼も活動して、より忙しくしているんだろう…」と疑問に思うことの方が多かったです(ここだけの話)
しかし、
「地元の高校生や地域でお世話になった人が喜ぶのがうれしいんだよね〜。何より、富士吉田で地元のために頑張る先輩方をみてたら、地元のためになにかやりたくなったんだよね」とニヤニヤしながら話す社長をみたら、自分ももっと地元でがんばろうと元気をいただきました。
いろんな人の地元。
地元だと思える場所は人それぞれ違うと思いますが、この地域で、15歳〜20歳という特別な期間を過ごすみんなが幸せで、いろんなことに気づけるきっかけを作り続けていきたいですね。
「私も、地元サイコー!」と、伝え続けられるよう、この街の魅力をもっともっと知りつくします!