FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

教育

渡辺 紀子

2021.06.16

日々、富士吉田の高校生と。21「居場所」

こんにちは!
突然ですが、みなさんには、自分のお気に入りの場所はありますか?
私のお気に入りの場所は自分のふとんです。

寝るのがすごく好きで、休日は寝て過ごすことが多いです。
そのお気に入りの場所にあるのが、かっぱのぬいぐるみ。
どんな時も、自分を落ち着かせてくれる、最強な相棒なのです。

さて、〈かえる舎〉は、
少しでも高校生のお気に入りの場所(心地いい場所)をみつけられるように、日々いろんな活動をしています。

2021年から生まれたのは、「高校生の地域活動交流拠点:センゲンボウ」です。

富士吉田市内の高校に通う・富士吉田市に暮らす高校生であれば、誰でも利用できます。
「まちのために何かをしたい!」そんな高校生の熱い思いを受け、
富士吉田市の大人の方々と準備した高校生の活動場所です。

かつてこの場所は、富士山に登る人(御師)が旅路の羽を休める住まいとして使われていました。宿泊所として登山の準備や食事の提供、信仰者に代わって祈りを捧げるなどの役割を担っていたのです。

そんな「旅人の住まい」を、高校生の挑戦を支える場所として開いていきます。

〈センゲンボウ〉には、私たち〈かえる舎〉が(ほぼ毎日)います。
もしくは、かえる舎大学生メンバーがいます。

高校生と、個性豊かな大学生メンバー、みんなで活動しやすい場所にするために何ができるか、日々模索しています。

設計・壁塗り・椅子作り・机運びなどみんなの手でつくってきた〈センゲンボウ〉。

そして、これからもみんなで成長させていく〈センゲンボウ〉という開かれた場所。

10年後にはどんな場になっているのか、とても楽しみな毎日です。

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渡辺 紀子

特定非営利活動法人〈かえる舎〉スタッフ

山梨県南都留郡生まれ。東北芸術工科大学デザイン工学部卒業。卒業研究として、若者が地元を好きになるプログラムを実践的に研究し、2019年春に地元である富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。小中高のキャリア教育や高校卒業後の自分らしい進路をみつけるプロジェクトを企画・運営。2020年に協力隊の任期満了とともに事業マネジメントで携わってきた〈かえる舎〉のスタッフとして参画。富士吉田市が大好き。

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