FUJIYOSHIDA DIARY MAGAZINE

コミュニティ

上田 潤

2023.01.15

上田潤の地域福祉とふじよしだ 30「抱負」

明けましておめでとうございます。

年末年始は富士吉田市をすこし離れて、実家で家族とゆっくり過ごしました。

1月2日、家族で初詣へ。

僕の願いは、大切な家族と〈宝島〉に関わる人たちが、この1年を健やかに過ごせること。そう願って引いたおみくじが人生で初めての大吉で、少し安心しました。2023年への期待も込めて、お守りとして財布に忍ばせています。

昨年からスタートした〈宝島〉。

初めてづくしでいろいろ大変なこともありましたが、暮らしが交ざり、人のつながりから生まれる素敵な作用を、少しづつしっかりと確認できた年だったと思います。

そんな宝物をより多く見つけるために、今年は法人をつくろうと思います。

法人格を持つことで社会的信用が得やすくなり、作用できる領域が広がると考えています。

〈宝島〉に共感してくれる人や企業、自治体などとの連携を強めて、また一歩進める体制を整えるつもりです。

それと並行して、今年取り組みたいことが大きく3つあります。

①親子の居場所づくり
②高齢者の働ける場づくり
③つながり付き住宅

順番に説明していきますね。

①親子の居場所づくり

子育て支援の文脈で、〈宝島〉を親子で集える場として活用していきたいです。その第一歩として、地域の親子さんたちと「子育て支援コミニティ」的なものを立ち上げようと考えています。そこから不登校の子どもたちへ体験型学習の機会を提供したり、夜の時間帯に居場所としての開放などをすることで、さまざまな家族の第二の家を目指します。みんなでいろんなことをシェアして、健やかな子育てができるまちへ。

②高齢者の働ける場づくり

〈宝島〉では、高齢者の孤立や介護予防を目的に毎週地域サロンを開催しています。その発展型として、シニアの力を借りた新規事業を計画しています。具体的には、飲食店や商店の開業などを目指し、立ち上げから一緒に参加してもらおうと。これまで高齢者の居場所づくりを進めるなかで、そこに来る文脈(理由)をしっかりとデザインすることが大事だということを実感しました。いつまでも地域社会と関わりをもつ一番自然な方法が仕事だと考え、そこへ舵を切っていこうと考えています。

③つながり付き住宅

〈宝島〉となりのアパート(勝山荘)を活用した共同住宅事業を始めようと思います。アパートと一軒家が一体になったシェアハウスのような感覚で、普段はアパートで暮らしつつ、〈宝島〉でも時々過ごしてもらえたら。そこに地域の方々も巻き込んで、“ともに過ごす豊かさ”を一緒に見つけに行こうと考えています。

2023年、〈宝島〉にとってステップアップの年になりそうです。

「人のつながりで暮らしの安心感をつくる」というコンセプトのもと、いろんなことにチャレンジしていく心づもりですが、多くの人の力を借りないと実はちょっと大変そうです。

伴走してくれる仲間は大歓迎ですので、ちょっとでも興味のある方は気軽に僕までご連絡をいただけると嬉しいです。

それではみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたしますー!

Twitter:https://twitter.com/uejun729

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上田 潤

富士吉田市地域おこし協力隊

山梨県南アルプス市出身。大学進学を機に上京し、数社のジョブホップを経て2020年10月に地域おこし協力隊着任。地域福祉をテーマに、高齢者の生活支援〈じばサポ〉、高齢者との日常を綴るインスタマガジン〈しわじわ〉、自宅を地域へ開放した〈ソーシャルハウス宝島〉の3事業を運営。”共生社会の実現”を目指し、人のつながりで社会課題の解決に向き合う。

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