斎藤 和真

2021.05.16

かえる舎と高校生の青春記18「2020年の春」

会えない日々


新型コロナウイルス襲来。
高校生たちも自粛生活がはじまりました。
卒業式も中止。
3ヶ月間の休校。
外出は禁止。
先生も慣れないオンライン授業。

大きな変化でした。

ただ、生徒たちに聞くと、意外とポジティブでした。

「ちょっと美味しい炒飯を研究してる」

「洗濯物畳むユーチューブを見てる」

ちょっとしたひとり暮らしのようだ、と積極的にできることに取り組んでいました。

そこで、始めたのが『INDOOR YAMANASHI』でした。

INDOOR YAMANASHI』とは、地域の方々のスキルをインスタグラムで発信し、高校生に届けるという取り組みです。

お好み焼き屋のパンケーキの焼き方。

スーツの仕立て屋のアイロン講座。

「地域の先輩たちってすごいんだ!」

そうやって生徒が連絡をくれた時が最高でした。

そうなんだよ、すごいんだよ! 富士吉田市はコロナがあっても元気!

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斎藤 和真

特定非営利活動法人〈かえる舎〉代表

栃木県鹿沼市出身。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。 2016年に富士吉田市を中心に高校生の教育プログラムを企画運営する〈かえる舎〉を設立、同代表就任。栃木県立鹿沼東高非常勤講師。慶應義塾大学SFC研究所 上席所員。

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