コラム「ふじよしだ移住のいろは」では、移住希望の方にむけて、住んでいないと分からない移住する前に知っておきたい富士吉田市のくらしのあれこれを紹介していきます。
“富士吉田市内の交通手段”
こんにちは! 〈you FUJIYOSHIDA〉編集室の渡邊麗桜奈です。
今回は、富士吉田市民が利用している交通機関についてご紹介します。
以前、交通に関する「車社会の街」という記事を公開しました。今回は記事の復習と、車以外の移動手段についてを紹介します。
こんな人にオススメ!
・ふじよしだ移住が気になるが、車を持っていないので移住が不安な人
・電車やバスって運行しているの?1日の本数ってどれくらい?と疑問をお持ちの人
富士吉田市は車社会
以前公開した「車社会の街」という記事では、
・広域幹線道路が集中していて、都市へ車で移動することが簡単なこと
・坂が多いため長距離の徒歩移動が厳しいこと
など、富士吉田市民一人あたりの自動車保有率の高さや、そのワケについて紹介しました。
富士吉田市内の交通事情
富士吉田市の公共交通機関は大きく2つ、電車とバスが挙げられます。
①電車
富士吉田市内には、「富士山に一番近い鉄道」として知られる富士急行線(ふじきゅうこうせん)が運行しています。富士急行線は、山梨県大月市にある大月駅から山梨県南都留郡富士河口湖町にある河口湖駅までを結ぶ、富士急行が運営する鉄道路線です。 大月駅から山梨県富士吉田市にある富士山駅までの大月線と、富士山駅から河口湖駅までの河口湖線の2路線で構成されています。市内の富士急行線の駅として、富士山駅、月江寺駅、下吉田駅、葭池温泉前駅、寿駅が挙げられます。
●市内の駅から駅までの距離と運賃表
②バス
富士吉田市には、市内を循環する「タウンスニーカー」というバスが運行しています。富士吉田市では生活用品を買える店や学校、病院が点在しているため車移動は生活の一部。しかし、家から目的地まで歩けば20分、30分かかることも。そこで市が事業所と協力し、市民の生活を支えるためにタウンスニーカーが巡回しています。バス停は約400m、徒歩で約5分の間隔で設置されています。タウンスニーカーの路線には「右回り」と「左回り」があり、すべて富士山駅が起点となっています。中央循環、上暮地・明見循環、熊穴・新倉循環の3つの循環路線があります。
乗車は一回100円とお手頃なのも特徴で、通勤・通学・通院・買い物などをする際に車移動ができない人の大きな助けになっています。
タウンスニーカーの路線には「右回り」と「左回り」があり、すべて富士山駅が起点となっています。中央循環、上暮地・明見循環、熊穴・新倉循環の3つの循環路線があります。
各路線のルートマップ・時刻表は、富士吉田市役所HPからもダウンロードできます。
また、「やまなしバスコンシェルジュ」というサイトでは、発着地を入力することで、経路検索ができます。
各路線の時刻表とルート図は、富士急バス株式会社の公式HPよりご覧いただけます。
市外から街までの交通アクセス
市外(主に東京都)から車以外で来られる際の交通手段として、電車、高速バスを紹介します。
東京(新宿)から富士山駅まで、電車利用の場合
[電車]
乗り換え一回
運賃:¥3,930
所要時間:約1時間40分
新宿駅
↓ JP中央線特急(あずさ/かいじ)約1時間
大月駅
↓ 富士急行線快速 約40分
富士山駅
乗り換えなし
運賃:¥4,000
所要時間:約1時間50分
新宿駅
↓ 特急富士回遊 約1時間50分
富士山駅
新宿駅発の場合、JR特急かいじ、JR中央線、JR総武線、JR中央・青梅線、京王線を、大月駅からは富士急行線を利用できます。利用する線によって所要時間や運賃が変わるため、選択肢が豊富なところがポイントです。毎日富士急行線河口湖駅まで3往復直通運行している特急「富士回遊」やJR中央本線特急に乗って、富士山駅まで直通や乗り換え一回で来ることができます。特急「富士回遊」は毎日3往復の運行ダイヤで、富士急行線河口湖駅まで直通運行しています。また、京王線特急を使って乗り換え回数を多くすれば、運賃を安く済ませられます。
[高速バス]
運賃:¥1,850〜
所要時間:約1時間50分
バスタ新宿(南口)
↓ 高速バス(新宿〜富士五湖線)約1時間50分
富士山駅
新宿駅から富士山駅の高速バスは乗り換えがなく、所要時間も値段もコスパ良し。体力を温存したいとき、時間に余裕があるときに利用するのがおすすめです。チケットはインターネットで予約購入、もしくはバスタ新宿の窓口で購入できます。
まとめ
富士吉田市では一人につき車一台と言われ、車移動をする市民が大半です。車を運転できなくても、電車や市内巡回バスが運行しています。
また富士吉田市へお越しの場合、同市は都市圏とのアクセスが良いため、所要時間や予算に合わせて電車や高速バスなど幅広い選択肢から交通手段を決めることができるのがポイントです。
今回は富士吉田市民が使っている交通手段についてご紹介しました。