ある日、妻が家事をしていると幼稚園から連絡が入った。
「エイトくんが青い顔をして苦しそうです。具合が悪いので迎えに来てください。」
幼稚園の先生が慌てた声で伝えてきた。長女が腸重積に罹ったときのことが頭をよぎり、急いで幼稚園に向かった。しかし、そこには元気に走り回るエイトの姿。先生が申し訳なさそうに「電話のあと、うんちしたら元気になりました。」と。
私と妻はかれこれ10年以上、保育園と幼稚園に通っています。今年の4月に末っ子が幼稚園に入園しましたが、長女は今年高校を卒業しましたので、だいぶベテランになりました。父兄の中で一番年上、おじいちゃんに間違われないかなとドキドキしながら入園式に参加しました。0歳児から保育していただき、最初は赤ちゃんだった娘がしっかりと挨拶をして通う姿は何度見ても感動します。
富士吉田では「待機児童」という言葉を聞いたことがありません。市立の保育園が6園、私立は保育園、幼稚園、小規模保育含めて16以上の施設があります。
それぞれ特色のある保育を通してこどもたちはすこやかに成長しています。


しっかりと保育の行き届いた市立の施設、森のようちえんやお寺が運営する幼稚園、英語教育にも取り組む保育園などご家庭の要望に応えられる施設が充実しています。
また、病児病後保育や一時預かりなど共働きのご家庭にもやさしい取り組みも行われています。
https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/site/kosodate/1445.html


保育料無償化は2019年から国によって施工されていますが、富士吉田市ではさらに給食費やおやつ代にも支援してくれています。
我が家では子供たちが脱いだ服から自然がこぼれてきます。「森のようちえんウブントゥ」さんにお世話になっており、雨の日も泥んこになって遊んで帰ってきます。
「やればできる!」「いいね!」「失敗は成功のもと!」とウブントゥさんが教えてくれた掛け声を、家庭でも子供たちと唱え続けています。


そしてクライマックスは年末のお遊戯会、クリスマス会。子供たちの成長を感じる素敵な機会です。毎年毎回、先生たちが子供たち一人ひとりに可愛らしい衣装や舞台セットを制作してくれます。
本当に大変なご尽力をいただき、先生たちの愛情を感じます。子供たちもその世界に入り込みキラキラと頑張ってくれます。メディアでは子育ての負担が様々語られていますが、私は子供たちからたくさんの勇気や元気を受け取っています。
やればできる!
