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上田 潤

2021.03.02

上田潤の地域福祉とふじよしだ06「僕のイシュー」

みなさん、こんにちは。

「地域福祉」という観点からコミュニティデザインを考えている、上田潤です。

今回は、これまで地域福祉を学んできた中で、僕が感じているイシュー(問題意識)について記録したいと思います。

実は、僕はそもそも、福祉・介護・医療の領域について、専門的に勉強したことはありませんでした。大学時代も法律を専攻していたので、昨年の10月に富士吉田市の地域おこし協力隊になってから、街のこと、人と人のつながりを考えるようになって初めて、「地域福祉」というひとつのテーマに目を向けるようになりました。

そこで、とにかく情報をインプットしなければと、専門的な本や論文、報告書などをたくさん読み、ネットでも事例収集をし、実際に業界関係者50名くらいの方に会ってインタビューをして回ってきました。これから高齢化が急激に進んでいくという背景もあり、とくに高齢者福祉に焦点を当てた情報収集をしてきました。

そんななかで意識的に耳を傾けるようになった、まちのおじいちゃん・おばあちゃんたちの声を、ここに少しピックアップしたいと思います。

  まちのおじいちゃん・おばあちゃんの声

  • 生活のなかで喜びや生きがいを感じることが少ない
  • 充実感や楽しみは少ないが、不安や困りごとは増えるばかり
  • 毎日暇で困っているが、何をしたらいいのかわからない
  • 新しい出会いはほとんどないが、家族や親戚、友人や知人との別れは増えるばかり
  • 行くところが少ない、わからない
  • 用事、やることがない、わからない

こうした声を聞くまで、老後の社会を僕はまったく理解できていませんでした。

たとえ裕福でなくても、仕事から開放され、好きなことに自由に時間を使い、穏やかで充実した毎日を過ごすことが老後の生活、と捉えていたからです。

素敵な笑顔で話をしてくれるおじいちゃん・おばあちゃんが、実はこういった気持ちを抱えながら生活をしていることに、とても驚きました。

僕のイシュー

これからの時代、高齢化社会はより加速していきます。老後と呼ばれる第二の人生を迎える、たくさんのおじいちゃん・おばあちゃんが誕生することになります。新しい人生を、それぞれの楽しみや喜び、生きがいを感じながら、その人らしい生き方で過ごす。そのために「地域福祉」に果たせることはなんだろうか。これが僕のイシュー(問題意識)です。

こんなが表情がまちに増えていったらいいなと思います

実現したいこと

富士吉田市のおじいちゃん・おばあちゃんたちが“老後=現役引退”という認識ではなく、生涯現役で人生を謳歌できたら素敵だと思います。やりたいことや楽しみがたくさんあり、会いたい人もいて、幸福感や充実感を感じる毎日。もちろん、それが人生の正解ということではなく、そういった日々が「もっと生きたい」という気持ちを育み、健康意識の向上につながっていくのではないか。そんなきっかけをつくることができたらと考えています。

おじいちゃん・おばあちゃんになっても、いつまでも元気で楽しく過せるきっかけがたくさんある。そんなまちづくりに近づけるよう、富士吉田市地域おこし協力隊として活動していきたいです。

具体的には、こんなことに取り組みたいと考えています。

「おじいちゃん・おばあちゃんの社会的つながりを増やす仕組みづくり」

「おじいちゃん・おばあちゃんの知恵や特性を活かす事業の創出」

大事なことは、これから生み出すプロジェクトや事業はあくまで手段だということ。

すべてはイシューに対してのアクションです。

考えて、考えて、行動していきます。

P.S.

インタビューにご協力いただいた、健康長寿課、市民協働推進課、生涯学習課の方々。富士吉田市社会福祉協議会、地域包括ケアセンターの方々。福祉を推進するまちのプレーヤーの皆様、おじいちゃん、おばあちゃんたち。本当にありがとうございました!必ず活動でお返しをするので、もう少しお時間をいただければ幸いです。これからもお力を借りるここともあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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上田 潤

富士吉田市地域おこし協力隊

山梨県南アルプス市出身。大学進学を機に上京した後、数社のジョブホップを経て2020年10月から〈富士吉田市地域おこし協力隊〉に。
これまで〈星野リゾート〉でサービスマネージャー、岡山の倉敷美観地区に拠点を置くローカルベンチャーで地域商社事業部の立ち上げや人事を経験。協力隊着任前は、キャンプ場や研修施設を運営する会社で山中湖の施設のマネージャーを担当。そこで開かれたイベントで、富士吉田市で活動する人たちと出会い、「富士吉田の人と地域」に魅力を感じ現在に至る。
地域の人と人との関わりが拡がるようなコミニティデサインの構築を目指し、地域福祉や飲み屋街の活性化、アキナイ創りなど、好奇心旺盛に富士吉田市の可能性を感じる毎日。地域に眠っている「ネタ」を事業の「タネ」と前向きに捉え、地域を面白がるガキ大将。

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