2020 春
コロナ禍。
県外に進学した大学1年生たちと連絡をとると、発する言葉はすべて不安でした。
「進学したはいいが、一度も大学に行っていない」
「入学式も、もちろんない」
「ひとり暮らしに慣れてない上に、緊急事態宣言って心細すぎるよ」
「学校がないから、友だちもできなくて、ずっとひとり」
いろいろな不安の声が聞こえてきました。
できることないかな。
何かできないかな。
市役所にそんな大学生の現状を伝えたところ、市役所もそれを察知してくれていました。
何かできないかな。
家から出られないのであれば、せめて富士吉田市の物資を送ってあげようと『ふじよしだ若者エール便』が決まりました。
詳しくは富士吉田市HP
https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/info/3411
県外で不安な日々を送っている大学生を対象に、道の駅に売られているお米やレトルトのカレー、お菓子、カップうどんなど、“ふるさと美味しい”を送らせてもらいました。
学生からは「富士吉田市、最高!」と明るい声が返ってきました。
そうなんだよ、富士吉田は最高なんだよ。
みんなのために汗を流してくれる先輩たちが、いっぱいいるのよ。