斎藤 和真

2021.10.15

かえる舎と高校生の青春記23「2020年の夏」

2020 夏休み

高校生たちは、部活に課題に大忙し。

そんな中、夏休み中の3日間を活用し、地域の公共交通の利活用について考えるプログラムを実施しました。

題材は富士吉田市と富士急バス株式会社が運行している富士吉田市内循環バス「タウンスニーカー」。

タウンスニーカーを利用するのは主に地元の交通弱者の方々。

100円で病院やスーパーなど暮らしに必要なところへ行くことができます。

「タウンスニーカーをより多くの方に利用してもらうにはどうしたら良いか」というテーマのもと、体験乗車、バス会社や市役所へのヒアリングを実施し、企画、提案と活動を行いました。

最後はお世話になった方々を招待して、みんなが考えたアイディアを発表。

高校生が頻繁に利用するスポットをめぐるマップの作成。

社内アナウンスを面白く。

バス停に副名をつける。

高校生の視点から若い世代の利用者を増やすアイディアを提案していきました。

地域にはいろいろなところに困りごとやテーマがたくさん。

そこに生徒たちが目を向ける仕掛けをどうつくっていけるか。

かえる舎のがんばりどころ。

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斎藤 和真

特定非営利活動法人〈かえる舎〉代表

栃木県鹿沼市出身。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。 2016年に富士吉田市を中心に高校生の教育プログラムを企画運営する〈かえる舎〉を設立、同代表就任。栃木県立鹿沼東高非常勤講師。慶應義塾大学SFC研究所 上席所員。

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