磯野月葉

2024.12.25

おむすびのみちかけ「起業のきっかけ」

こんにちは!!

〈おむすび屋 坤〉の店長 月葉です!

前回は富士吉田市へ移住してから起業に至るまでの流れを書きました。

今回は起業をしようと思ったきっかけや起業準備のことを書こうと思います。



私の母は自営業でキャンドル業を営み、都内にお店を持っていました。

私も小さい頃はよくお店に通っていました。

母のお店に行くのが大好きでした。



自分の好きな空間で自分の好きなことを仕事にしている母をかっこいいなぁと思い、私も自分のお店を持つことに憧れがありました。

また、お店を営む母を日々見ていたので、私にとっては自分の会社やお店を持つことが一般的なことだと幼い頃から思っていたかもしれません。


おむすび屋を始めることを決意したのは、高校3年生の頃です。

大学に行くという考えは高校入学時からなく、起業することしか考えていませんでした。


周りとは違う進路で、起業する人なんて周りには誰一人いませんでしたが不安はなく、

周りとは違う道に進む自分が誇らしかったです。


私の家庭では、無添加で体に優しいものを選ぶなどの食へのこだわりがあったり、人や食への感謝の気持ちを大切にしています。

「食にこだわることの良さや食材への感謝の気持ち、農家や運送会社のみなさんなど食に携わっている方々への感謝の気持ちを、おむすびを通してなら伝えられる。」と思い、母とおむすび屋を開くことを決めました。

自分のやりたいことができ、ワクワクでいっぱいでした。



おむすび屋を開くと決心した後は、できることからどんどん準備を始めていきました。


まずは資金面の確保。

富士吉田市での起業家を応援する「アントレプレナーキャンプ」というイベントのチラシを見て、早速応募しました。


創業計画書を提出し、当選すると起業までのサポートを受けることができます。起業に必要なノウハウを学びながら講師・メンターと一緒に事業アイデアのブラッシュアップをしていき、最後はピッチコンテスト(※)でプレゼンテーションを行います。

このチャンスは逃せないので、しっかりと創業計画書を書き、無事当選することができました!



お店のコンセプトやおむすびのメニュー、価格、顧客、その他詳細などたくさん決めることがあり、まとめるのにはとても時間を要しましたが、

お店のイメージが固まっていくほど、どんどん楽しみな気持ちが増していきました。



ピッチコンテストでは、およそ100人のオーディエンスの前でプレゼンをしました。

とっても緊張しましたが、起業仲間ができたり、市民の皆さんに事業のことを知ってもらえたり、多くの方とご縁ができました。


「アントレプレナーキャンプ」に出場してよかったなと心から思っています。

多くの人とのご縁に感謝する日々です。


次回、おむすび屋オープンまでの実際の流れを書きたいと予定しています!




※ピッチコンテスト…起業家や企業が自社のビジネスアイデアや製品・サービスを限られた時間内でプレゼンテーションし、審査員や投資家が評価する競技形式のイベント

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磯野月葉

おむすび屋 坤(こん)

出身地
東京都府中市

プロフィール
高校入学とともに家族と一緒に富士吉田市へ移住。卒業後は大学へ進学せずに起業を決心し、多くの人の支援を受け、母とおむすび屋を立ち上げる。
市内のコーヒーショップでアルバイトもしており、将来はカフェも立ち上げたいと考えている。

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