布団からなかなか出られなかった季節が過ぎて、
少しずつ、朝の時間が心地よく感じられるようになってきました。
桜もだんだんと散り、若々しい緑も増えてきました。
ピンクとグリーンの組み合わせが大好きなわたしにとっては、かなりテンションの上がる景色が広がってきています。
私は、4月の末に結婚式を控えています。
自分の気持ちも、身体も、少し整えておきたくて。
朝の時間を使って、毎日おさんぽをすることにしました。


まだ少しひんやりとした空気の中、あさんぽスタート。
いつもの道を、ゆっくりと歩いていきます。
私がいつも歩いているコースには、富士山がとてもきれいに見えるビュースポットがあります。
なるべく富士山を視界に入れないように歩いて、毎日の富士山の姿は、この場所に来るまでおあずけ。
そんな、わたしだけの小さなマイルールです。
そんな場所で撮りためている富士山を、今日はこっそり、少しだけお見せします。




ほぼ同じようにも見えますが、、
雪がだんだん溶けていたり、その日の雲の流れや空の色が違っていたり。
毎日見ても飽きない景色です。
でもこの富士山が見えたら、もう満足!と言わんばかりに、少し早歩きに。
富士吉田は、富士山に向かってゆるやかな坂になっているので、
その方向に歩くと、さんぽと言いつつも、自然とちょっとした傾斜トレーニングになります。
傾斜トレーニングも、そろそろ終盤。
そんなころ道ばたに、懐かしい植物を見つけました。
実家のまわりの田んぼ道にも、よく生えていた春の植物。
小学生のころ、通学路で見つけては摘んで、用水路に流して。
どこまで流れるか、そんな小さなレースをして遊んでいました。
でも、この植物の名前は小さい頃からずっと知りません。
いい機会なので、この植物の名前を調べてみることにしました。


調べてみると、この植物は「ヒメオドリコソウ」と「ムスカリ(別名:グレープヒヤシンス)」という名前でした。
いつも見ていた植物の名前なんて気にしたことはなかったけれど、調べてみると、こんなにも可愛らしい名前がついていて。
わたしの中で名もなき植物だった子たちは、今日から「ヒメちゃん」と「ムスカ」に昇格です。

平日はひとりで歩いていますが、休日は夫とふたりであさんぽ。
歩いているうちにお腹が空いて、そのまま朝マックへ行くこともあります。
(私はブラックコーヒーだけで済ませましたが…)
この日はお天気もよく、店内からもとてもきれいな富士山が見えました。
いい休日のスタートです。
ちょうどこの日は、北富士演習場の『火入れ』の日でもありました。
家の近くでは、煙のにおいが立ちこめて、灰が雪のように舞っていて。
少し離れた場所から見ると、思っていた以上に広い範囲で燃えていることがわかりました。
何も知らない観光客の方たちは、心配そうに富士山のほうを指さしていて。
このまちで暮らしていると、まだ知らなかった景色や文化に出会うことがあります。
そんなひとつひとつの気付きが、わたしの日々を少しずつ豊かにしてくれているような気がします。

あさんぽも、わたしにとっては、そんな時間のひとつです。
爽やかで、清々しい気持ちにしてくれる、
いまのわたしの源となるような、ふもとでの朝のひととき。
これからも、大切に暮らしていきたいなと思います。
ではまた、次のひとときに。




