2020年もあと少し。
呼びかけをいただいたので、今年の振り返りを書きます。
今年はもう本当にコロナに振り回された一年でした。
みなさんもそうでしたよね。
2月〜3月に行っていた展示『織り機につどう』は
緊急事態宣言発令のほんの少し前。
ぎりぎりセーフと言えるのかもしれませんが、
開催中の対応には常に気を使っていました。
その後、7月にハタフェスとして
〈Equaland SHIBUYA〉へのポップアップ出店。
9月からは『氷室どよう市』の開催、
『森口さんの生地展』の手伝いなどをおこないましたが、
その裏でいくつもの中止・延期の憂き目に遭いました。
行動が大きく制限され、
ブレーキがかかったように世の中のスピードが落ちていく。
その一方で、個人的にはポジティブに捉えている部分もあります。
とくに今まで使えていなかったところに、時間が使えたところは大きいです。
たとえば、こうして文章を書く場所がいくつか与えられて、
自分の活動を振り返り、まとめる機会に恵まれました。
たのしいことの準備にもいつも以上に時間を使うことができました。
残念ながら延期になったこともありますが、
それは来年さらによくするための準備期間をもらえたとも感じています。
基本的に一人好きな性分もあって、
在宅の時間はとても充実していました。
家の片付けをしたり、庭の手入れをしたり、
やることは尽きないです。
ただ、それだけではなく、
あらためて人と会うことの大切さも実感しました。
みんなが集まるからこそ生まれるものは、たしかにあります。
そんな一年、最後にハイライトはなんだっただろうかと考えてみると、
5月におこなった10日間の瞑想だったかもしれません(笑)。
瞑想は心を浄化するためにおこないます。
数回やってきた中でも、そのときに体験した
重い荷物をすべて下ろしたすっきり感は
ちょっとすごかったです。
ジェットコースターのような一年を生き延びれたのは、
周りにいてくれるみなさんのおかげでこそあるわけですが、
その時の経験もまた一翼を担っているんじゃないかと思います。
と、変な着地で申し訳ないですが、
今年も一年お世話になりました。
みなさまどうぞ良いお年をお迎えください!