原田美優

2026.04.06

ふもとのひととき -わたしのこと-

はじめまして。
ふじよしだ定住促進センターの原田です。

とはいえ、これまで当センター主催のイベント記事などを担当してきたので、
初めましてではない方もいらっしゃるかもしれません。

富士吉田へ引っ越して約1年。
そろそろ、わたし自身の「富士吉田での暮らし」も、言葉にしてみたいなと思い、
4月から連載をはじめることにしました。

タイトルは『ふもとのひととき』。

わたしが暮らしている富士吉田は、富士山の麓のまち。
その大きな山に見守られながら過ごす日々の中で、
ふと心に残った瞬間や、小さなできごとを、少しずつ綴っていけたらと思っています。

ここでは、そんな“ふもとでのひととき”をご紹介していきます。

まずは、簡単に自己紹介から。
わたしの出身地は、苺と餃子のまち、栃木県です。
その中でも、「さくら市」という可愛らしい名前のまちで生まれました。
名前のとおり、春になると一面に桜が咲く場所があります。

実家は、市街地から少し離れたところにあって。
田んぼが広がる、のどかな風景の中で育ちました。

初夏には、爽やかな風が吹いて、まだ青い稲がそよそよと揺れていて。
秋になると、田んぼは黄金色に輝きます。

空が大きく、どこか穏やかな時間が流れているような場所です。

栃木県民からすると富士山は、冬のよく晴れた日に、小高い場所から、ようやく小さく見える存在でした。

見えた日には、「あ、富士山だ!」となんだかそれだけでもうれしくて。
その日が少し特別になるような、そんな象徴のような存在でした。

そんなわたしが、いまは富士山の麓で暮らしています。
きっかけは、主人と出会ったことでした。
大学進学とともに上京して、都内で就職し、東京での生活をする中で主人と出会いました。

そして、主人の地元である富士吉田へ。
ご縁がつながり、このまちにお嫁に来ることになりました。

移住してきてまず感じたのは「富士山が大きすぎる」ということでした。

あまりの大きさに圧倒され、どこか圧迫感のようなものさえ感じて、少し怖くなるほどで。

あんなに小さく見えていた富士山の、いちばん近くで暮らすことになるなんて、思ってもいませんでした。
娘が富士山の麓で暮らしていることに両親はとても喜んでくれて、今ではしょっちゅう富士吉田に遊びに来てくれています。

富士山は、日によって表情がまったく違います。
いつでもきれいなのですが、ふと「きれいだな」と感じる瞬間は、やっぱり特別で。
移住して1年が経ちましたが、そんな日は必ず写真を撮って、その日の富士山の姿を、家族に送るのが日課になっています。

そんな日々の中で撮りためてきた富士山の写真を、
ほんの一部ですが、最後に載せておきます。

それでは今日は、このあたりで。
また、次のひとときに。

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原田美優

ふじよしだ定住促進センター / よしだの暮らしの相談室スタッフ

出身地
栃木県さくら市

プロフィール
日本大学芸術学部デザイン学科を卒業後、商品デザインやSNSの運用に携わる。
2024年に夫の出身地である富士吉田市に移住し、これまでの知識を活かしながら日々の暮らしを移住者の視点で伝え広めていきたいという思いから〈ふじよしだ定住促進センター〉で移住定住のサポートや空き家バンク運営を担当。
天気のいい日には必ずといっていいほど富士山を撮影し、自分の中での「NEW富士吉田」を開拓するとともに吉田のうどんマイスターへの道を歩んでいる。

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